閑静な住宅街に我が家感覚で住まう集合住宅

 

あたりの街並はゆったりとした二階建ての立ち並ぶ閑静な住宅街。
そのような環境に配慮して低層の地上2階建て地下1階としました。

アプローチには再生木を使用しました。
生垣は緑と花が楽しめるようにアベリアとフェイジョアを植え、
エントランスの両側にはヒマラヤヤマボウシとフイリサカキの常緑中高木でアクセントをつけています。

明るいエントランスは来訪者の視線を奥へと導きます。

  
生垣はフェイジョア 南米原産で5月頃に独特の色の花弁とオシベの花が咲きます

オートロックのかかったエントランスホールを抜けると
エントランスコート(中庭)に出て、そこから各住戸にアプローチするように構成されています。

 
アプローチの常緑樹ヒマラヤヤマボウシ

 
ユキヤナギの咲く敷地内の小路

 

 

フイリサカキ アベリアコンフェッティ



 フイリヤブラン エゴノキ ヒユガミズキ

 

 

また、地下の居室には広めのドライエリアをとり専用庭として使用できるよう配慮し、遮音性の高さを生かした付加価値の高い空間づくりを心掛けました。

地下の通路は自然光と人工照明をミックスし充分な照度を確保しました。

植栽の上部はグレーチングで外気とつながっています

アイストップに緑を配しました。

 

通路のニッチと小型ペットのための水場

 

ドライエリア俯瞰

ドライエリア夕景

 

 

光のゆたかな地下のドライエリア専用庭

 

明るい光のさし込む地下の居室

 

ナチュラルな室内建具とゆとりのある洗面室

 

 

空地を生かして緑を多く配し住まいとしてのくつろぎを演出しています。

エゴノキの株立、フイリヤブラン、ヒユガミズキ
パーゴラにはツルハナナス、階段脇はカンチク

敷地内にはその他ユキヤナギ、ムクゲ、ヒペリカム、ヘデラが植えられ四季おりおりの花が楽しめるように計画しています。

建物を2つに分棟化したのは、閑静な住宅街のなかで突出したボリュームになるのを防ぎ町並みに馴染むように配慮したためです。

南棟  北棟

道路側の南棟は白のマットなタイルでシンプルに仕上げ、奥側の北棟は明るい黄系統のはつりタイルでナチュラルに仕上げました。

 
建物を小さく分割し低層化し、周囲の良好な住環境にとけこむように建っています

 

電球色中心の照明器具によりあたたかい印象の夜景

 

各居室の照明も電球色とし、アットホームな雰囲気を醸し出しています。

 

この案件は駐車場だった敷地に単身者向け集合住宅を建築したプロジェクトです。

企画の段階から賃貸管理専門会社と打合せを重ね、居室の広さ・設備・管理等、入居者にとっても魅力のある建物になるよう検討を重ねました。


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