建物が建設されてからその生涯を終えるまでの総費用(LCC)に占める維持運営修繕費(ランニングコスト)は
建設関係費(イニシャルコスト)の数倍に達すると言われます。
ランニングコストを出来るだけ抑え、快適な暮しを維持していくためには
定期的にあるいはさらに必要に応じて建物の現状を調査し
不具合の状況が認められたら早めに対策を講ずることが大事です。
このような予防医学的な考え方で建物の維持保全のサポートをするのが「建物検診プラザ」です。
検診の有力な手段として弊社が提供している技術が赤外線サーモグラフィによる壁面調査です。
1 赤外線調査のしくみ
赤外線サーモグラフィによる表面温度計測により内部の状況を離れたところから非接触非破壊で調査します。足場やゴンドラの必要がなく、居住性、経済性、安全性、記録性、効率性などに優れています。赤外線調査の原理と解析手法をわかりやすくご紹介します。
(→ 1 赤外線調査のしくみ )
2 赤外線調査のメリット(ケーススタディ)
外線調査のメリットと、それを生かして建物用途や目的に応じて調査をした実施例をご紹介します。
(→ 2 赤外線調査のメリット )
3 赤外線調査の費用と実績
赤外線による外壁調査の費用の算出といままでの実績についてご紹介します。 (→ 3 赤外線調査の費用と実績 )
4 大規模修繕
時間の経過とともに建物はハード面でもソフト面でも機能低下が進行していきます。低下した機能をチェックし劣化した部分を直したり予防的な工事を行い、また、社会の変化に合わせてグレードアップの工事をして建物の維持保全改良を大規模修繕工事として一定の期間ごとに施工します。弊社は大規模修繕工事のコンサルティングを行います。
(→ 4 大規模修繕 )
5 長期修繕計画
建物の長い「一生」の間、よい状態を保つために、どの時点でどのような工事を行うか立てる計画。長期修繕計画の作成や変更はマンションの管理組合の重要な業務のひとつです。
(→ 5 長期修繕計画 )
6 定期調査報告
一定規模の建物には建築基準法で定期調査報告が義務付けられています。平成21年に建築基準法の定期調査報告制度が改正になりました。外壁調査について全面調査が義務付けられるなど大きな変更がなされています。
(→ 6 定期調査報告 )