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2001/12/23 時の加速 2001/12/30 「21世紀」のイメージ 2002/1/6 変化の時代に変わらないもの

この冬初めての雪が降りました。自然までもが季節を先取りし始めたのか。今年は去年までの二倍くらいの速さで時間が過ぎていったような気がします。特に4月以降の月日の経過は相当の加速度がついていたようです。一所懸命仕事をしたからか?それもあるでしょう。地球の自転が速くなったのか?ともあれ時のスピードが異常に速い一年でした。

20世紀の頃、「21世紀」のイメージは「明るい未来」と同義語でした。たとえ映画「ブレードランナー」のような悲観的なイメージが出てきたとしても、それは甘さを引き立てる隠し味という意味合いにとどまっていたように思います。ところが現実の新世紀に入ってみると、初めての年であるこの2001年は、最悪の記録や出来事にメディアは埋め尽くされていました。来年は一体どんな年になるのだろう。

年末年始。いつもの年と変わらぬ、むしろいつも以上に普通の正月でした。普通さを演出していたのかも知れません。日本はこの一年で急激に変化しましたが、この時期だけは古き佳き時代を保とうとしているかのように。さて、変化の時代に身の回りの風景を記して一年半続けて来たこの「画儚録」ですが、多忙の為しばらくお休みいたします。